ゴルフコースデビュー前の目安になる最低限やるべき練習量&期間

ゴルフコースで初めてプレーをするのがデビューですが、そのためにはどれだけ練習や準備をすればいいかご存知ですか?

「必至に練習している」「アイテムを揃えている」「レッスンに通っている」など、初心者だからこそ疑問に思う、コースデビューまでの練習量や期間の目安をご案内します。

コースデビューに決まりはない

あくまでも目安なので、決まりはありません。

ここが曖昧で初心者にとってわかりにくい部分でもあるのですが、ゴルフでは周囲に配慮しながらプレーを楽しむ必要があります。

ルールブックにはルールより先にマナーについて記載されているくらいです。

だから、決してプレーが上手くてもナマーがルーズな人は敬遠されますし、逆にプレーがそこそこでもマナーがシッカリしていれば、また一緒にラウンドしようと好まれるでしょう。

プレーよりも「謙虚さ」と「周囲への心配り」を大切にすることを最優先した上でプレーを楽しみましょう。

練習量

では、周囲への心配りをしながらプレーではなるべく迷惑をかけないためにはどのくらい練習が必要なのでしょうか?

「クラブの握り方がわからない」「基本的なスタンスがわからない」など、超初心者の方はそういった技術を身に着けた上での話になります。

目安1:空振りしなくなる

はじめのうちはボールになかなか上手く当たりません。当たるどころか、空振りだってよくあることです。

初心者だから当然ですし、恥ずかしがる必要はないですが、コースに出るからには空振りしなくなるようにしなければなりません。

例えば、ティーアップしたボールをドライバーで打つ時頻繁に空振りしている人はまだデビューのレベルには達していません。

上手く飛ばなくてもいいので、空振りしないでボールにクラブを当てられるようになるまで練習しましょう。

目安2:距離を打ち分けられるようにする

いきなり100ヤード先のグリーンを狙うことは難しいので、まずは50ヤード、30ヤード、10ヤードの3パターンの距離を打ち分けられるようにしましょう。

もちろん方向性も大事なのですが、デビュー前から色々なことはできないので、まずは各距離にだいたい打ち分けられるようになれば十分です。

余裕があるようであれば、できるだけ目標に向かってまっすぐに打つように方向性にもこだわってみてください。

目安3:人前で打つことに慣れておく

コースでのショットもそうですが、特に朝イチのスタートホールのティーショットは打つ人に視線が集まりやすいです。

あなたと一緒にラウンドする人はもちろんのこと、後続のパーティーの人達にも見られている場合があります。

そんな時に、

「見られているから打てない」
「見られていると緊張する」

などと言っていては、プレーが進みません。

確かにコースデビューの時は緊張したのを覚えていますし、誰しも見られていることには緊張します。けれど、今になって思うこととしては、そこまで他の人のプレーは気にしていないということです。

「みんな、自分のことで精一杯だし、頭がいっぱい」なんです(笑)

気配りや安全確認のために見ていることが大半なので、内容(ボールがピンに寄ったとか、上手く飛んだとか)まではほとんど気にしてません。

誰かと一緒に練習場へ行く機会があれば、見てもらいながら打ってみるなど、見られながら打つことへの抵抗を少なくしておきましょう。

目安4:3ヶ月で10回 ~ 6ヶ月で20回

「目安1」と「目安2」を練習するとしても、どのくらい練習すればいいのかわかりませんよね。

最低限の練習量としては、練習場での練習回数が3ヶ月で10回 ~ 6ヶ月で20回くらいは必要です。

学生時代に野球やテニスをしていた人はボールを打つ身体の動かし方に共通点があるので、比較的ステップアップが早い傾向にあります。

野球やテニス以外でも運動経験のある人は同様にステップアップが早いですが、これはどのスポーツにも「正しい動き」があり、その理想的な動かし方をマネて身体を動かすことに慣れているからです。

なので、運動音痴だからできないということではありません。

正しいスイングを反復練習していけば身につけることはできますし、スコアは自然とよくなります。

目安5:トータル3000球

「デビューしたいなら3000球打たないとダメ」

これはアツタがデビュー前に言われた言葉なんですが、その時は数をこなせば大丈夫なんだと思ってたのですが、ただ球数をたくさん打っても上手くなりません。

初心者の場合、まず取り組むべきはスイングを安定させることです。

スイングを作るとも言われます。

ゴルフはボールを打って、できるだけ少ない打数でホールアウトするスポーツです。

だからと言って、1打で距離をかせぐために力いっぱい打てばいいと思われがちなのですが、きれいにスイングしてしっかりとボールに当てることの方が重要です。

1回のラウンドでショットは1回ではありません。上級者でも70回近く、初心者であれば100回以上打たなければなりません。

たまに出る会心のショットより、安定して同じように打てるスキルを身に着けることが上達への近道です。

目安6:パター練習をする

パターマットで1~2mのパッティングが安定して打てるようになるまでは練習しましょう。

鏡の前で素振り練習をするのもいいですし、カーペットの上での練習も効果的です。

1日数分でもパターに触れる回数を増やしましょう。

コースデビューはゴルファーなら必ず誰もが通る道です。

少しほろ苦い経験だったとしても、その経験は必ず今後のあなたのスキルをアップさせてくれるものになりますので、楽しんでプレーしましょう。

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